アクシオム 取扱方法
Axiom User Manual
アクシオムは自社製手巻きムーブメント(パワーリザーブ約100時間以上)を搭載しております。そのため、時計を正常に作動させるため、あるいは長期間使用しなかった後に再び時計を使用する時は、「2.ゼンマイの巻き上げ方法と時刻合わせ」を参照のうえ、ゼンマイの巻き上げや時刻合わせを行ってください。
1.機能の概要

フェノメン phenomen
  1. 円錐形インデックス及び一体型3D針のジャンピングレトログラード式アワー表示
  2. 円錐形インデックス及び一体型3D針のレトログラード式ミニッツ表示
  3. 上部右側リューズ:時刻設定(時/分)
  4. 上部左側リューズ:ゼンマイ巻き上げ、及びアワー(時)セッティングの早送り
2.ゼンマイの巻き上げ方法と時刻合わせ

フェノメン phenomen
2つのリューズ(CとD)の通常位置は、ポジション 1 となります。ゼンマイの巻き上げを行なう時は、リューズ(C)を時計回りに回して巻き上げてください(フル巻き上げに必要な回数は最大約75回です)。

時刻合わせを行なう際は、リューズ(D)をポジション 2 まで引き上げ、リューズを反時計回りに回して、希望の“分”に合わせます。“時”のジャンプは、“分”のジャンプと同期しています。この機構は、間違った方向にリューズを回した場合、解除システムが作動します。

早送りで“時”合わせを行なう場合は、リューズ(C)をポジション 2 位置に引き出し、時計回りにリューズを回して希望の“時”に合わせます。

時刻合わせを行ったあとは、最適な防水性能を確保するためにリューズを通常位置(ポジション 1)に確実に戻してください。
3.ストラップ位置の微調整

フェノメン phenomen
アクシオムは、ストラップ位置の微調整をすることができます。

  1. バックル両脇のプッシャーを押します
  2. クラスプの片側を開きます
  3. ストラップの根元を持ち上げて引き上げます(クリック音がします)
  4. クラスプの両側を開きます
  5. プッシャーを押すと、ストラップ位置の微調整ができるようになります。ストラップ位置の微調整が完了したら、クラスプを開くときの逆の手順で元に戻してください。
4.ご使用に際してのご注意

  • 極端に暑い場所や寒い場所、直射日光の当たる場所、湿度の高い場所での保管は避けてください。
  • 時計が水に触れているときは、リューズを引かないでください。
  • 家電製品から発生する磁気の影響を極力受けないよう、テレビやパソコン、携帯電話等の近くには置かないようにしてください。 また、静電気も避けることを推奨します。
  • 時計は通常の使用時の小さな衝撃には耐えるように設計されていますが、落下や強い衝撃にはご注意ください。
5.普段のお手入れ方法

  • 柔らかい湿った布と水で時計本体のみを拭いてください。 特に海水や潮風に触れた後は毎回拭気上げるようにしてください。
  • 防水性能を損なわないよう、上記の作業をする前には両方のリューズがポジション1になっているか必ず確認して下さい。
  • 5年間の保証期間(3年間+延長2年間)が過ぎた後は、24ヶ月毎のオーバーホールをお勧めしております。
Scroll to top